テキサス2バーガー
マクドナルドの「Big America2」キャンペーン、テキサス2バーガーを食べる機会に恵まれた。
柔らかいパンズに、適度に焼かれたベーコン、大きめのパティ、オニオン少々。下にはベッタリのマスタード、上にはCMでプッシュしていたチリビーンズソースが入っている。チリビーンズとは言うが、豆の原型は残っていない。
一口食べたときは、思ったほど辛くなく、どちらかというと甘味が強い。意外なことに味にどことなく懐かしさを感じる。考えを巡らせると、どうも甘口のカレー味を想起させることに気がつく。古き良きノスタルジアを感じさせるマイルドな味わいであろうか。
初代テキサスがワイルドテキサスならば、テキサス2はマイルドテキサスといったところ。もっとも、食べ終わる頃にはスパイスのせいか顔から汗が吹き出してきた。マイルドになっても、テキサスは荒々しさを忘れずにいたらしい。
柔らかいパンズに、適度に焼かれたベーコン、大きめのパティ、オニオン少々。下にはベッタリのマスタード、上にはCMでプッシュしていたチリビーンズソースが入っている。チリビーンズとは言うが、豆の原型は残っていない。
一口食べたときは、思ったほど辛くなく、どちらかというと甘味が強い。意外なことに味にどことなく懐かしさを感じる。考えを巡らせると、どうも甘口のカレー味を想起させることに気がつく。古き良きノスタルジアを感じさせるマイルドな味わいであろうか。
初代テキサスがワイルドテキサスならば、テキサス2はマイルドテキサスといったところ。もっとも、食べ終わる頃にはスパイスのせいか顔から汗が吹き出してきた。マイルドになっても、テキサスは荒々しさを忘れずにいたらしい。
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「あらすじ.com」
腕組みをしたり、眉根にシワを寄せたり、
高価な万年筆を取り出して色紙に
「中年老い易くガクガク鳴りっぱなし。膝が。」
などと書いてみたりしたかったのです。
(あらすじ.comトップページより引用)
「あらすじ.com」
ライターとしての実績を持つ、ぴこ山ぴこ蔵氏の「面白いストーリーの作り方」を研究するWebサイト。
ぴこ山氏はシナリオ講座なども主催しており、受講者から週刊ヤングジャンプや週刊ヤングマガジンでの新人賞受賞者を輩出している。
時々、「ストーリー創作はインスピレーションであり、理論的な創作論を介在させるとつまらなくなる」……的な意見を耳にすることがあるのだが、どうなのだろうか? 創作とは、本当に自由な直感に基づいたものなのだろうか。例えばスポーツだったら基礎的な反復練習して身体に「パターン」を覚えこませると思うし、格闘技ならばもっとわかりやすく「型」がある。もちろん、中には「パターン」や「型」を必要としない天才アスリートもいるかもしれない。しかし、私の印象ではその数は決して多くはないと思う。そしてさらに私の印象なのだが、「創作自由論」におけるパターン否定は、スポーツの天才出現よりも頻度が高いような気がするのだ。
結論からいえば、私はストーリーにおける「型」は重要だと認識している。そのように考えるようになった影響の一つが、先に述べた「あらすじ.com」に掲載されている創作論だ。
面白い物語に必要なファクターは何か? といった要素分解から始まり、主人公の成長や、悪役の存在、物語全体の構造についても理論的かつ細やかに触れていく。だが、もっとも力が入っているのは「どんでん返し」の部分だろう。「あらすじ.com」では、物語の面白さを決める最も重要なファクターは「どんでん返し」であるとし、なんとそのタイプはわずか「10個」に類型できる、としている。しかも、この「10個」は、いくつかの要素の組み合わせでこの数となっているため、実際に見てみると驚くほどシンプルに感じられる。古今東西の「どんでん返し」をシンプルなパターンに還元できるという考え方は、シンプルゆえに頼もしい。ここだけでも、見る価値があると思う。
ちなみ、ストーリーの「型」を重視した創作論の本は、私も何冊か読んでいて、非常に面白いものも多い。機会があれば、ぜひ紹介したいと考えている。
↓「あらすじ.com」

高価な万年筆を取り出して色紙に
「中年老い易くガクガク鳴りっぱなし。膝が。」
などと書いてみたりしたかったのです。
(あらすじ.comトップページより引用)
「あらすじ.com」
ライターとしての実績を持つ、ぴこ山ぴこ蔵氏の「面白いストーリーの作り方」を研究するWebサイト。
ぴこ山氏はシナリオ講座なども主催しており、受講者から週刊ヤングジャンプや週刊ヤングマガジンでの新人賞受賞者を輩出している。
時々、「ストーリー創作はインスピレーションであり、理論的な創作論を介在させるとつまらなくなる」……的な意見を耳にすることがあるのだが、どうなのだろうか? 創作とは、本当に自由な直感に基づいたものなのだろうか。例えばスポーツだったら基礎的な反復練習して身体に「パターン」を覚えこませると思うし、格闘技ならばもっとわかりやすく「型」がある。もちろん、中には「パターン」や「型」を必要としない天才アスリートもいるかもしれない。しかし、私の印象ではその数は決して多くはないと思う。そしてさらに私の印象なのだが、「創作自由論」におけるパターン否定は、スポーツの天才出現よりも頻度が高いような気がするのだ。
結論からいえば、私はストーリーにおける「型」は重要だと認識している。そのように考えるようになった影響の一つが、先に述べた「あらすじ.com」に掲載されている創作論だ。
面白い物語に必要なファクターは何か? といった要素分解から始まり、主人公の成長や、悪役の存在、物語全体の構造についても理論的かつ細やかに触れていく。だが、もっとも力が入っているのは「どんでん返し」の部分だろう。「あらすじ.com」では、物語の面白さを決める最も重要なファクターは「どんでん返し」であるとし、なんとそのタイプはわずか「10個」に類型できる、としている。しかも、この「10個」は、いくつかの要素の組み合わせでこの数となっているため、実際に見てみると驚くほどシンプルに感じられる。古今東西の「どんでん返し」をシンプルなパターンに還元できるという考え方は、シンプルゆえに頼もしい。ここだけでも、見る価値があると思う。
ちなみ、ストーリーの「型」を重視した創作論の本は、私も何冊か読んでいて、非常に面白いものも多い。機会があれば、ぜひ紹介したいと考えている。
↓「あらすじ.com」

「やる夫が小説家になるようです」
エロゲーマーは、芥川龍之介の夢を見るか?
「やる夫が小説家になるようです」とは、巨大掲示板群に立てられたスレッドの一つ。
現在は、各種保管庫サイトで見ることができる。
ダメ人間のやる夫が、ある時突然小説家を志し、周囲の人間の助けを借りながら、小説を書きあげ、新人賞に応募するまでを描いたストーリーを描く。
ストーリーの合間に、創作に関する有用な資料の紹介や実践的なサジェスチョンが挿入されている。
果たして「やる夫」とは何者なのだろうか? いや、2チャンネル発祥のアスキーアートキャラクターであるとか、よくやらない夫と言う常識人の相方がつくとか、流行りの萌キャラがヒロインとして出演するとか、ウィキペディアに書いてあることくらいは分かる。ただ、こいつは本当に何者なのだ? 公務員になったり、マンガ家になったり、ショッカーの怪人になったり、三国志の世界に紛れ込んだり、やる夫を通して音楽史を学んだりできるのだ……
つまり何が言いたいかと言うと、私は「やる夫」という存在(現象と言うべきか?)については語るだけの知識を持ち合わせていない。その点に関しては、ご了承いただきたい。
「やる夫が小説家になるようです」はエロゲ―以外取り柄のないやる夫が、小説家を志して、すでに作家として活躍している旧友やらない夫のもとに転がり込むところからスタートする。ここから、やる夫が本格的に創作をスタートするまで、問答するかのごとくやらない夫が手とり足とりのアドバイスをするのだが、これがヒジョーに参考になる。どんな小説を読めば参考になるか分からないというやる夫に対してやらない夫はオススメの小説を貸し、書き方がわからないと言えば参考書を貸し、あげく、あらすじを百本作るというトレーニングにすらやらない夫が懇切丁寧に付き合ってくれる。あまりに丁寧すぎて、読んでる自分自身がやらない夫にサポートされているかのようだ。やる夫の執筆が軌道に乗り始める後半部は、ストーリーメインの展開になるが、そこまで読んだ人はおそらく最後まで一気に読み切ってしまうだろう。参考文献としてだけではなく、ストーリーとしても秀でている。どちらが主で、どちらが副と言う感じは全くない。
なお、まとめサイトで読む際は本篇が終了した後の>>1(スレッドを立ち上げた人のこと)と、スレ住人たちのやり取りまで収録してあるバージョンを読むことをお勧めする。「やる夫が小説家になるようです」を読んで、小説を書きたいと純粋に思った人たちのどこか暖かい交流が見られるからだ。
「やる夫が小説家になるようです」
「やる夫が小説家になるようです」とは、巨大掲示板群に立てられたスレッドの一つ。
現在は、各種保管庫サイトで見ることができる。
ダメ人間のやる夫が、ある時突然小説家を志し、周囲の人間の助けを借りながら、小説を書きあげ、新人賞に応募するまでを描いたストーリーを描く。
ストーリーの合間に、創作に関する有用な資料の紹介や実践的なサジェスチョンが挿入されている。
果たして「やる夫」とは何者なのだろうか? いや、2チャンネル発祥のアスキーアートキャラクターであるとか、よくやらない夫と言う常識人の相方がつくとか、流行りの萌キャラがヒロインとして出演するとか、ウィキペディアに書いてあることくらいは分かる。ただ、こいつは本当に何者なのだ? 公務員になったり、マンガ家になったり、ショッカーの怪人になったり、三国志の世界に紛れ込んだり、やる夫を通して音楽史を学んだりできるのだ……
つまり何が言いたいかと言うと、私は「やる夫」という存在(現象と言うべきか?)については語るだけの知識を持ち合わせていない。その点に関しては、ご了承いただきたい。
「やる夫が小説家になるようです」はエロゲ―以外取り柄のないやる夫が、小説家を志して、すでに作家として活躍している旧友やらない夫のもとに転がり込むところからスタートする。ここから、やる夫が本格的に創作をスタートするまで、問答するかのごとくやらない夫が手とり足とりのアドバイスをするのだが、これがヒジョーに参考になる。どんな小説を読めば参考になるか分からないというやる夫に対してやらない夫はオススメの小説を貸し、書き方がわからないと言えば参考書を貸し、あげく、あらすじを百本作るというトレーニングにすらやらない夫が懇切丁寧に付き合ってくれる。あまりに丁寧すぎて、読んでる自分自身がやらない夫にサポートされているかのようだ。やる夫の執筆が軌道に乗り始める後半部は、ストーリーメインの展開になるが、そこまで読んだ人はおそらく最後まで一気に読み切ってしまうだろう。参考文献としてだけではなく、ストーリーとしても秀でている。どちらが主で、どちらが副と言う感じは全くない。
なお、まとめサイトで読む際は本篇が終了した後の>>1(スレッドを立ち上げた人のこと)と、スレ住人たちのやり取りまで収録してあるバージョンを読むことをお勧めする。「やる夫が小説家になるようです」を読んで、小説を書きたいと純粋に思った人たちのどこか暖かい交流が見られるからだ。
「やる夫が小説家になるようです」
「ライトノベル作法研究所」
あらゆるコンピュータソフトウェアは誰でも利用できる「市民公園」であるべきだ。多くの市民公園は誰でも無料で利用でき、利用者は公園の製作・造成者に感謝して公園をきれいに維持しようとする。
「ライトノベル作法研究所」
ライトノベル系の文章創作を支援するコンテンツが掲載された総合サポートサイト。
小説の書き方の基礎から、発展した内容まで掲載され、批評を目的にした投稿所もある。
利用者から、ライトノベル系小説新人賞の佳作受賞者を輩出している。
本当に、いい時代になったものだと思う。インターネット上には、実に様々なものがフリーで存在しているのだ。冒頭のセリフは、フリーソフトウェアの権威リチャード・ストールマンの言葉だと言う(これもネット検索で手に入れた情報だ。参照URL:ttp://210.165.9.64/halt387/e/827d79c2ffb6542515ebce5262bba45d)。私は、この言葉の「ソフトウェア」を「コンテンツ」に読み替えても、立派に通用するのではないかと思う。かの有名なPhoto shopやPainterに匹敵する機能を持つというGIMPやInk scapeはフリーだし、マンガやゲーム、動画共有サイトだってあり、果ては古典名作文学まで「青空文庫」でフリーで読める。価値あるコンテンツを無償で公開するということは、崇高な理念、もしくは別の動機、さらには権利問題がからんでくるのかもしれない。しかし、同時に利用者にとっては、ただ素直にありがたい。
そんなわけで、「ライトノベル作法研究所」である。こちらのサイトをひとことで言うならば、「小説の書き方読本のフリーコンテンツ」といったところだろうか。「フリー」という言葉に安っぽい(どうせ、タダだし……的な)イメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれないが、ここでは「Photo shop」並みの機能を持ったフリーソフトの小説の書き方版だと思っていただきたい(え、分かりにくい?)。
小説を書いてみたいんだけど、基礎的なことを教えてくれるものはない? と聞かれたら、私はこれを勧めると思う。書き方の基礎知識を必要十分に抑えられる「第一研究室」、できれば知っておきたいかゆいところに手が届く的な「第二研究室」に加え、ネットで自作小説の公開を考えているならばサイトの作り方に触れた「第三研究室」も見てみると、間違いなく参考になる。さらにレベルアップを目指したい人向きのコンテンツも、もちろん充実している(書きだしていると、それだけでテキスト量が膨れ上がってしまうくらいに!!)。
と言うわけで、趣味でテキスト創作を楽しむための絶好の指南サイト「ライトノベル作法研究所」。ご存じない方は、一度覗かれてみてはいかがだろうか?
↓「ライトノベル作法研究所」

↓書籍も出版されています。
「ライトノベル作法研究所」
ライトノベル系の文章創作を支援するコンテンツが掲載された総合サポートサイト。
小説の書き方の基礎から、発展した内容まで掲載され、批評を目的にした投稿所もある。
利用者から、ライトノベル系小説新人賞の佳作受賞者を輩出している。
本当に、いい時代になったものだと思う。インターネット上には、実に様々なものがフリーで存在しているのだ。冒頭のセリフは、フリーソフトウェアの権威リチャード・ストールマンの言葉だと言う(これもネット検索で手に入れた情報だ。参照URL:ttp://210.165.9.64/halt387/e/827d79c2ffb6542515ebce5262bba45d)。私は、この言葉の「ソフトウェア」を「コンテンツ」に読み替えても、立派に通用するのではないかと思う。かの有名なPhoto shopやPainterに匹敵する機能を持つというGIMPやInk scapeはフリーだし、マンガやゲーム、動画共有サイトだってあり、果ては古典名作文学まで「青空文庫」でフリーで読める。価値あるコンテンツを無償で公開するということは、崇高な理念、もしくは別の動機、さらには権利問題がからんでくるのかもしれない。しかし、同時に利用者にとっては、ただ素直にありがたい。
そんなわけで、「ライトノベル作法研究所」である。こちらのサイトをひとことで言うならば、「小説の書き方読本のフリーコンテンツ」といったところだろうか。「フリー」という言葉に安っぽい(どうせ、タダだし……的な)イメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれないが、ここでは「Photo shop」並みの機能を持ったフリーソフトの小説の書き方版だと思っていただきたい(え、分かりにくい?)。
小説を書いてみたいんだけど、基礎的なことを教えてくれるものはない? と聞かれたら、私はこれを勧めると思う。書き方の基礎知識を必要十分に抑えられる「第一研究室」、できれば知っておきたいかゆいところに手が届く的な「第二研究室」に加え、ネットで自作小説の公開を考えているならばサイトの作り方に触れた「第三研究室」も見てみると、間違いなく参考になる。さらにレベルアップを目指したい人向きのコンテンツも、もちろん充実している(書きだしていると、それだけでテキスト量が膨れ上がってしまうくらいに!!)。
と言うわけで、趣味でテキスト創作を楽しむための絶好の指南サイト「ライトノベル作法研究所」。ご存じない方は、一度覗かれてみてはいかがだろうか?
↓「ライトノベル作法研究所」

↓書籍も出版されています。
はしがき
初めまして。ハンドルネーム・ゴディバと名乗るものです。
ブログを始めるにあたって、はしがき的なものを……
・いちおー、自作18禁小説サイト「Bitter Choco Liqueur」の別館的なポジションです。
・このブログでは、年齢制限を付けるような表現はしない方針です。
・よって、年齢制限を付ける必要がありあそうなコメントは本館へ。
・主に、創作をする上で助けとなったサイトや書籍を紹介していく予定です。
・文体がエントリーによって一定しないかもしれませんが、書きやすい文体を探っているんだ、と思っていただければ幸いです。
・マイペース更新の予定です。
それでは、一つお付き合いをよろしくお願いいたします。
ブログを始めるにあたって、はしがき的なものを……
・いちおー、自作18禁小説サイト「Bitter Choco Liqueur」の別館的なポジションです。
・このブログでは、年齢制限を付けるような表現はしない方針です。
・よって、年齢制限を付ける必要がありあそうなコメントは本館へ。
・主に、創作をする上で助けとなったサイトや書籍を紹介していく予定です。
・文体がエントリーによって一定しないかもしれませんが、書きやすい文体を探っているんだ、と思っていただければ幸いです。
・マイペース更新の予定です。
それでは、一つお付き合いをよろしくお願いいたします。